シルクについて

シルクができるまで

シルクはどのように作られているのでしょうか?皆様のお手元に届くまでの流れをご紹介します。

1.生糸を作る

蚕を飼育、サナギを乾燥させ、選別した繭を煮て緩めたあと、糸を引いていきます。(Utukkyのシルクは中国江西省で育った蚕の繭を使用しています)

2.シルク生地ができあがる

糸を織りあげ、精練し、光沢と滑らかな風合いを生みだしていきます。

3.シルク製品に仕上げる

様々な色合いに染め上げられた生地を使い商品に仕上げていきます。(Utukkyのシルク製品は中国浙江省の工場で製造しています。)

4.お店を通して皆様の手元に届く

提携の工場とUtukkyのスタッフが検品を行い、出荷します。

Utukkyのシルク

Utukkyのシルク製品はハイブランドなどで使用されているのと同じ最高級6Aクラスの生地を厳選使用!厚みは25匁、重厚感がありプルプルしています。(一部商品の適正に応じて19・22匁の商品も取り扱っております)

シルクのランクとは

世界に流通するシルクの80~90%は中国で生産されており、その品質も様々です。

そこで品質の判断基準として、糸の均一性、不純物の少なさ、毛羽の少なさ、引張強度、伸張度から2A、3A、4A、5A、6Aのランクが決められています。”6A”が最も高品質なグレードになります。

シルクの効果

1.上品な光沢となめらかな肌触り、きれいな発色

シルクの原料となる絹糸の繊維に含まれるフィブロインというタンパク質は、断面がプリズム状になっています。これが光を乱反射させ、真珠のような光沢を出しています。

2.素肌に優しい

シルクは人の肌と同じタンパク質でできているため、身に付けた時の相性は抜群です。加えて軽くなめらかなので、余計な刺激も与えません。化学繊維でかぶれてしまう人には特に愛用されています。

3.吸湿性・通気性・保温性に優れる

しなやかで、軽く、涼しいのに、あたたかい。シルクは天然のエアコンのような素材です。通気性がよく、吸湿性があり(蒸れにくい)、さらに保湿性まで!微細な穴の開いた多孔質構造のため軽く、また繊維の間に空気をたくさん含むことができます。そのため熱伝導率が低く温度を一定に保つため、夏場はサラサラ、冬はぽかぽか一年中快適!

4.静電気を起こしにくい

他の繊維より保湿力に優れているシルクは、帯電しにくく、静電気が起きにくい素材です。静電気が起きにくいということは、ほこりやダニなども集めにくいということですので、お肌に優しく・衛生面においても安心。

5.紫外線から肌を守る

美容の大敵である紫外線。シルクの原料となる繭は、中の蚕が紫外線の影響を受けないように、紫外線から守る機能が備わっています。シルクは約90%もの紫外線を吸収すると言われており、肌を守ってくれる効果もあります。

シルクの注意点

1.変色しやすい

紫外線に当てると変色しやすいため洗濯時は陰干し

2.摩擦に弱い

水に濡れたまま摩擦すると毛羽立ち光沢が白っぽくなるので、優しく押し洗い。

3.虫害

タンス等に長期間しまう場合は、不織布で包み、除湿剤、防虫剤を用意しましょう。